講習会・法令・地理基本ガイド

法令試験基本ガイド 江戸川第一支部

1 試験内容

試験内容について法令試験はあらかじめ出題範囲・出題内訳が明記されております。 個人タクシー実務必携(当支部では教本と呼ばれております)に記載されております。

●出題範囲
法令試験 地理試験
出題範囲 道路運送法、道路運送法施行令、道路運送法施行規則、旅客自動車運送事業運輸規則、旅客自動車運送事業等報告規則、一般旅客自動車運送事業の標準運送約款、タクシー業務適正化特別措置法、(法、施行令、施工規則、関係通達)道路運送車両法、その他個人タクシー事業の遂行に必要な事項 申請する営業区域内の地名、道路、交差点、主要公共施設、河川、橋、公園、名所、旧跡等の名称及び場所、主要ターミナル等周辺の交通規制、その他個人タクシー事業の遂行に必要な地理に関する事項
設問方法 ○×方式及び語群選択方式 ○×方式及び語群選択方式(語群選択及び地図上の番号を選択する方式)
出題数 45問 30問
配点 1問1点 1問1点
合格基準 41点(正解率90%以上) 27点(正解率90%以上)
試験時間 60分 50分

2 対策

当支部では過去の出題傾向を徹底分析し、頻出問題を中心に法令を理解し(語群選択)また、全国の法令試験(過去問題)を数多く解いていただく事により関連した言葉を覚え(〇×問題)にも対応出来ます。レクチャーや暗記すべき数値等も把握できるような講義を行うことで効率的に合格レベルに達するよう取り組んでいます

地理試験基本ガイド 江戸川第一支部

 基本説明

本ガイドはこれから地理試験を受ける方の為に江戸川第一支部にて作成したものです。 地理試験の内容、範囲等は関東運輸局から詳細に発表されてない為、過去の出題傾向等を参考に作成しております。 (上記出題範囲参照) 暗記が得意な方には必要ないかもしれませんが、地理試験に対する勉強方法の1つとして役立ててください。

2 試験内容

試験は全30問。最寄りが10問、幹線道路が5問、高速乗り口が5問、宝探しが5×2区で10問です。 これらの問題が(下記のA地区B地区C地区の順番で出題される傾向もあります)各区より1問(宝探し1区より5問)均等に出題されます。 武三と東京23区で24ですので、毎回2区出題されない区が出てきます。 断言は出来ませんが、幹線、高速、宝の3つに関しては前回試験で出題された区、幹線は次回出題されない傾向にあります。 ※ここ最近の出題傾向としましては、(国の機関、警察、消防、ホテル、病院、大使館、区の施設等)顕著に出題されております。 30問題中1問については施設一覧に掲載されてなく地図のみ掲載された問題が出題 されるので対応が非常に困難です。 尚、出題傾向等変わる恐れがありますので当支部でも分かり次第対応致します。

 3 「最寄り」について

出題方法 例)ロイヤルパークホテル (1 水天宮 2 浜町 3 人形町) 出題されている施設より最も近い駅を3つの中から選ぶ問題です。 正解とされる「最寄り駅」は基本的にはタクシーセンター発行の主要機関、施設一覧の 「主な利用駅」によります。 正解=水天宮

ただし、過去の問題では一覧の駅以外の駅を正解とした出題をしたことがありますので 地図による駅の位置関係を把握しておく必要があります。 例)パレスホテル (1 竹橋 2 東京 3 日比谷) この場合通常正解は大手町ですが、上記の3択ですと(2東京)が正解となります。

4 「幹線問題」について

出題方法 5問出題され下の語群から( )に入る正しい経由地名をその下の語群の中から選ぶ問題です。 (令和5年11月の出題文)

柿の木坂陸橋→目黒郵便局前→(2)→目黒新橋→上大崎​
幹線道路名 主な経由地
多摩堤通り 西蒲田→多摩川一丁目→矢口南→(1)→鵜の木郵便局前→丸子橋
目黒通り 柿の木坂陸橋→目黒郵便局前→(2)→目黒新橋→上大崎
環七通り 西加平町→綾瀬警察署前→(3)→青戸八丁目→青砥橋
尾久橋通り 根岸小前→西日暮里五丁目→田端新町一丁目→(4)→尾久橋
高島通り 志村坂下→蓮根駅前→(5)→新高島平駅→三園二丁目
経由地名
1.熊 野 前 2.新 広 橋 3.西台三丁目 4.大 鳥 神 社 5.ガス橋交番前
6.大 谷 田 橋 7.下 丸 子 8.荒 木 田 9.祐 天 寺 前 10.高島平一丁目

上記の様式で5問出題され、5問ダミー、5問正解となります。 出題範囲はタクシーセンター地図の幹線と経由地に掲載されている街道、通り名、交差点等となります。 基本的に出題される時は同一地区内での問題となり、他の区をまたいでの出題はされない傾向となります。 ※当支部では問題をより正確に覚えていただくため、区をまたいでの出題もありますのでご了承下さい。  

 「高速乗り口」について

出題の方法例)問題が出題され下の語群から選ぶ問題です。 次の(1)から(5)は、旅客から高速道路を利用しての運送の申込みです。それぞれの運送に適した、申込場所から最も近い距離にある高速道路入口名を下段から選び、その番号を解答欄に記入しなさい。 注:「運送に適した」とは、渋滞等の交通状況及び高速道路の通行料金を考慮しない。 (令和5年11月の出題文

運送申込場所から目的地まで
(1) 東京農業大学世田谷キャンパスから箱根湯本駅まで
(2) 医療法人社団総風会江戸川共済病院から成田国際空港まで
(3) 江東運転免許試験場から東京サマーランドまで
(4) 順天堂大学本郷・お茶ノ水キャンパスからさいたまスーパーアリーナまで
(5) 京王井の頭線富士見ヶ丘駅から幕張メッセまで
高速道路入口名
1.豊洲RP 2.東京RP 3.永福RP 4.飯田橋RP 5.玉川RP
6.一之江RP 7.護国寺RP 8.篠崎RP 9.高井戸RP 10.木場RP

上記の様式で5問出題され、5問ダミー、5問正解となります。 高速の問題は非常に答えが曖昧です。正解は地図に掲載されておりません。 高速問題の基本としては「戻らないこと」になっており、問題施設~目的地までの 直線上最も近い高速乗り口が正解となっております。仮に高速乗り口が近くても「行先方向」を把握し、尚且つ問題施設については自動車の頭の向き(車の方向)は考えないことが重要です。{端的に言えば問題施設の駐車場からどの方向にも進行出来ると解釈して下さい} 基本的に問題施設と同区内での高速乗り口が正解です。

  「宝探し」について

 山の手線が通っている区域内の12区がその出題範囲とされております。 さらにそれを品川ナンバー地区(A)、足立ナンバー地区(B)、練馬ナンバー地区C)の3つに分け、なるべく均等に出題されております。

A地区  千代田区 中央区 港区 品川区 目黒区 渋谷区

B地区  台東区  荒川区

C地区  新宿区 文京区 豊島区 北区

基本的にはA+(BもしくはC)で2区出題されます。 出題は1区ごとに10までの番号がふってあり、そのうち5つの施設が出題されその番号を回答します。 ダミーの位置も紛らわしいものがありますので幹線道路の位置等確認の上回答してください。 例えば、。A地区の出題履歴とBC地区の出題履歴を読み取ると次回の区を予測することも出来ますが、これを頼りに過信しすぎてはいけません(前出題区以外は覚えておく事が大事です

※最寄り、幹線、高速の問題もA地区B地区C地区の順番で出題される傾向があります。

※実際に関東運輸局で行われた直近の試験問題については、こちらをご覧ください。

東京都個人タクシー協会のホームページにQ&Aが掲載されていますので、ご参考にしてください。

地理試験については広範囲で暗記項目も多く最初に正しい対策、勉強方法を確立する事が重要です。 当支部では講習会入会後、詳しい対策勉強方法等につきましては合格(合格率100%)まで地理担当講師陣が親切丁寧に指導致します。

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